百の里ショートステイのご案内
~ショートステイについて紹介したいと思います~
ショートステイとは、その名の通り短期間だけ施設に入所ができ介護を受けることができるサービスです。
■ショートステイはこのようなときにも利用することができます。
介護をする人がこんなときに…
・3ヶ月先に遠方に住む親戚の結婚式が決まった
・葬儀、法要などの参加
・来月、出張が入った
・交代勤務をしており、泊まりのシフト勤務がある
・リフレッシュのために旅行に出かける
・介護疲れで、少し介護から離れて過ごしたい
・介護者が体調を崩してしまった
介護をされる人がこんなときに…
・病院から退院を迫られるが、次に入る施設がまだ決まらない
・特養の入居待ちをしている
・いずれ長期的な施設入居を考えており、施設に慣れておきたい
・退院直後、身体が回復するまで施設に入りたい
●ショートステイとは
ショートステイとは、施設へ宿泊できるサービスです。施設では生活支援や介護サービスが提供されています。サービス内容はデイサービスと似ていますが、数日から数週間単位で利用できるのが違いです。なお、ショートステイには介護保険適用と適用外の2種類があります。
以下では、介護保険適用の場合について紹介したいと思います。
●利用条件
介護保険制度を適用している場合は、介護度に応じた自己負担1割(または2割・3割)でサービスを受けられます。利用条件は、65歳以上で要介護または要支援の認定を受けている人が対象です。自立の方は利用することができません。
介護保険適用のショートステイを利用する場合は、担当のケアマネジャーに相談しケアプランに導入してもらいましょう。
利用可能日数は、最短1日~連続して30日まで
ショートステイは短期間利用を目的とした利用者が多いですが、仮に連続して利用する場合、最大30日までという決まりがあります。
また、介護認定期間の半数までしか利用できない(介護認定期間180日の場合90日までの利用が可能)という決まりもあり、それ以上の利用になった場合は、費用が全額自己負担での利用となります。
●ショートステイとは 概要
ショートステイには「短期入所生活介護(一般型ショートステイ)」と「短期入所療養介護(医療型ショートステイ)」の2タイプがあります。短期入所生活介護は生活介護が受けられる施設です。短期入所療養介護は生活介護に加えて医療ケアも提供しています。2つのタイプの違いは次を確認してください。
□短期入所生活介護
□短期入所療養介護
2つの大きな違いは、「受けられるサービス」・「提供する事業所」の違いです。
□短期入所生活介護
サービス
介護スタッフによる日常生活上の支援や機能訓練、レクリエーションなどのサービスが受けられる
提供する事業所
・特別養護老人ホーム
・一部の有料老人ホーム
こんな人にオススメ
介護を中心としたサービスを希望される方
□短期入所療養介護
サービス
介護スタッフ以外にも医師や看護師がおり、リハビリや医療ケアなどの医療サービスが受けられる
(短期入所生活介護同様、日常生活上の支援などのサービスも受けることができる)
提供する事業所
・介護老人保健施設(百の里)
・介護療養型医療施設
こんな人にオススメ
医療的なケアを希望される方
百の里のショートステイは短期入所療養介護となっており、医師や看護師・理学療法士、作業療法士といった専門職が配置されているため、ショートステイ利用時にも医療サービスやリハビリテーションを受けることができ、身体機能や日常生活の維持が可能な施設となっております。
●百の里でのショートステイ(短期入所療養介護):スケジュール例
6:30
起床・排泄・着替え・整容
8:00
朝食
9:00
看護師の巡回
リハビリの実施
レクリエーション、入浴
12:00
昼食
13:00
看護師の巡回
リハビリの実施
レクリエーション、入浴
15:00
おやつ 体操
17:30
夕食
20:00
就寝
1日の流れの中に医師の診察が入ってきます。
リハビリは午前・午後のどちらかの実施となります。
内容や時間は個別に若干異なる場合があります。
●利用までの流れ
①ケアマネジャーに相談
必要日数や利用目的、お身体の状況を踏まえ相談してください。
↓
②施設見学
通常であれば見学が可能です。現在は新型コロナウイルスの影響により、感染防止対策として施設の面会も中止している状況です。サービス内容は③の申込時に説明いたします。
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③利用申し込み及び面談
ケアマネジャーに相談の上、利用申し込みを行ってください。
サービス利用開始の前には、自宅にお伺いし、お身体の状態などを確認する健康チェックを含んだ面談を行います。
↓
④契約
面談後、利用可能と判断されれば、契約をして実際の利用が開始できます。